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Subject: 前回会議後の仕様変更について
PPS委員各位 前回2月12日の会議以降、PSLXプラットフォームの実装ミーティングに おいて、実装プロファイルに関する若干の仕様変更依頼がありましたので、 このメーリングリスト上で審議いただきたいとおもいます。さきほどお送り した仕様書およびスキーマは、すでに以下の内容をご承認いただいたとい 前提で書かれています。 (1)実装プロパティ(ImplementProperty)にlink属性を追加する。 理由:ここに実装を行ううえで、アプリケーションプロファイルとの マッピングを行うと、与えられた業務ドキュメントにはないが、他の ドキュメントにある項目を連結して利用するようなケースが多々存在 する。このようなケースをすべて、ユーザの個別拡張とみなすと、ユーザ 個別拡張が多くなる。したがって、なんらかのフォーマルな定義が必要 となった。 (2)実装イベント(ImplementEvent)にstart属性を追加する。 理由:イベントの完了(expire)はあるが、開始がないので不便である。 加えて、イベント監視サイクルを定義しても、実際にどの時刻に監視が 行われるのかが、起点がないとわからない(たとえば、毎日といった 場合に毎日何時なのかなど)。この問題は、開始時刻を指定することで 解決する。 (3)以下の記述を追加しました。 【修正1】パート2(15ページ) 旧:すべての業務メッセージは送信者と受信者の間のスコープ内でユニーク なidを持つようにしてください。 新:すべての業務メッセージはsender属性によって示される送信者とこの id属性の値によってユニークとなるようにしてください。 【修正2】パート3(22ページ) 旧:id属性は、このメッセージについての識別名を表現してください。・・・ 新:id属性は、業務アプリケーションを識別するための名称を表現して ください。(以降削除)この情報は、同時にネットワーク上で通信可能な 業務アプリケーションに対して、常にユニークとなるようにしてください。 このためには、同時にネットワーク上で通信可能な業務アプリケーションの中で、 重複がないようにあらかじめ識別名を割り当てておく必要があります。 業務アプリケーションが実際にメッセージを送信する際には、この値が 送信者IDとなります。 【追加1】パート3(22ページ) name属性は、業務アプリケーションの名称として設定された任意の文字列を 表現してください。 【追加2】(22ページおよびスキーマ) <xsd:attribute name="name" type="xsd:string"/> 【修正3】パート2(28ページ) 選択の条件をmin,max,notおよびexclusiveを組み合わせる方法ではく、 以下のように変更。 新:設定する条件としては、GE, LE, GT, LT, EQ, NEが可能となります。 【修正4】パート3(26ページ) イベント定義(ImplementEvent)の種別にadd, removeを追加し、以下の説明を 付加する。 「”add”は値またはオブジェクトが追加された場合に通知、”remove”は 値またはオブジェクトが削除された場合に通知することを表現してください。」 また、property属性を選択とし、add, removeについて、property属性が定義 されている場合はプロパティの追加削除を、定義されていない場合はオブジェクト の追加削除を意味することとする。以下を追加。 「addまたはremoveの場合で、property属性が設定していな場合には、 オブジェクトの追加、削除がイベントの条件となります。property属性が 設定してあり、対象プロパティが複数型の場合には、プロパティの追加、削除が イベントの条件となります。」 以上です。 もし、強い反対意見がなければ、最新版をそのまま委員会仕様02の候補として 英語化作業に着手します。 -- Yasuyuki Nishioka, Dr.Eng. Professor Faculty of Engineering and Design, Hosei University.
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