SAML仕様書の構成(2)

["Koichi Wada" <kwada@infoteria.co.jp>]

Security Assertion Markup Language (SAML) v1.1の仕様書の続きです。

2つめのBindings and Profilesという仕様は、SAMLのメッセージ交換を標準的なメッ
セ―ジングや通信プロトコルにどのようにバインド(=Binding)し、それぞれのフレー
ムワークにどのようにデータを挿入したり取り出したりするか(=Profile)を規定する
ものです。

インフォテリア　和田 kwada@infoteria.co.jp

------
Bindings and Profiles for the OASIS Security Assertion Markup Language
(SAML) V1.1

1 Introduction
概要と記述の仕方について

2 Specification of Additional Protocol Bindings and Profiles
この仕様書では特定のプロトコルバインディングとプロファイルのみを定義してい
る。
将来的な拡張はできる、この仕様書ですべてを網羅することはできない。
ガイドライン等が示されている。

3 Protocol Bindings
この仕様書ではSOAPのみを定義している
3.1 SAML SOAP Binding
SOAPバインディングと、それに加えてSOAP over HTTPの場合のHTTPバインディングの
仕様

4 Profiles
プロファイルをHTTP GETで取得する場合と、POSTで取得する場合の手順と、プロファ
イルの内容、脅威モデルに対する対策

5 Confirmation Method Identifiers
6 Use of SSL 3.0 or TLS 1.0
7 Alternative SAML Artifact Format
8 URL Size Restriction (Non-Normative)
9 References
Appendix A. Acknowledgments
Appendix B. Notices