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Subject: PPS-XMLとPSLX-XMLの 関係


OASIS PPSTC およびPSLX関係者各位

あけましておめでとうございます。
昨年の終わりの数ヶ月はPSLXホワイトペーパーの発行で
多少、OASISの活動のほうが、多少停滞ぎみでしたが、また
ここであらためてネジをまいていきたいと思います。

具体的な活動の話に入る前に、まず、簡単にPSLXのホワイト
ペーパーの内容とOASISのPPSTCとの関係について説明して
おきます。

PPSTCで策定している仕様は、生産計画とスケジューリング
に関連する情報のXMLによる表記のためのもので、非常に
システム実装を意識したものです。これに対して、PSLX
のホワイトペーパーでは、実装形態の上位にあるより抽象度
の高い概念モデルを定義し、XMLの実装スキーマとの関係を
示しています。

PSLXホワイトペーパーのなかで、PSLX標準スキーマと呼ばれて
いる部分がPPS-XMLであると考えてください。PPSTCで策定
されたXMLスキーマを、ほとんどそのままPSLXは丸呑みする
予定です。

ただし、厳密には、いくつか異なる点もあります。まず、
OASISのPPS-XML仕様は、PSLX以外の他の仕様をボキャブラリー
として取り込むことができますが、PSLXでは、PSLXボキャブラリー
以外は対象としません。

また、PPS仕様は、今後パート2、パート3と仕様の内容を
さらに拡大して議論する予定ですが、その部分は、PSLXで
どのように扱うかはまだ未定です。おそらく、PPSパート2の
トランザクションの部分は、ホワイトペーパーで業務アクティビティ
間のトランザクションと対応することになるでしょう。

-- 
Yasuyuki NISHIOKA, Ph.D.
MIT, 41-211
77 Massachusetts Ave
Cambridge MA 02139
Phone 617-452-2982, Fax 617-253-2249
E-mail nishioka@mit.edu 


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